DSC_0269 1

個人的に、本当の真打ち登場の気分です。

非常にカーボン堆積が少ないことで有名なオイルです。

50:1混合で今季から使っていきたいと思います。

  ――――――――――

このオイルはFC級です。

そのため排気煙はけっこう有ります。

また、堆積したカーボンは比較的硬めです。

自前でO/H作業する向きにはお奨めできないですね。

排気側の焼けはまぁ、FC級なりと言った所ですね。

DSC_0010~3


オイルの色は緑です。

そもそも25:1混合が前提のオイルらしく、50:1で混ぜると生ガスか否か解りにくいです。。。

再び書きますが、50:1用オイルは25:1用と比べて、同じ量の混合油を作るときに必要なオイル量が半分で済みます。さらに、カーボンの生成が少ないため、マフラーが詰まり難く、修理代も浮きます。

見かけは高いですが、実際はお得になることが多いです。

例えるなら、手間がかからないと言ってジャンクフードばかり食べた挙げ句病院通いするのと、調理の手間は掛かるけれども野菜も摂るのと、最終的にどちらが良いかということです。

さて、ピストン上部から見ていきましょう。

DSC_0010~2

カーボンはかなり少ないです。

キャブコン一発で7割方は落ちます。

しかしそこからツルツルにするまでが大変で、そこそこ頑固なカーボンと格闘することになります。

頑固なカーボンはシリンダーヘッドにも溜まります。

DSC_0011~2

やはり個人でO/Hするなら清浄性に優れたFD級オイルですね。

プラグはこんなモンです。

DSC_0012~2

最後に、今年も市販2ストオイルの検証をしたかったのですが、テストで使ったオイルの在庫が溜まってきたのでしません。

来年からテスト再開したいと思います。

銘柄は新クミアイオイルの予定です。