ドラレコが必須の装備になって久しいですね。今回は、ドラレコの配線を隠してインストールする方法について解説致します。

配線を隠すためには、ざっくり言って

「内張り剥がし」
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「ヒューズ電源取り出しソケット」

この2つが必要です。

ナビやオーディオのACC電源から引いてくる方法も有りますが、難易度が上がりますのでまた別の機会にでも。


まずは、内装の内側にケーブルを隠すべく、自分の車と同じ年式の「みんカラ」のサイトを探しましょう。

本当は整備書を参照するべきですが、内張りをはがすだけならみんカラで十分です。

「(自分の車の名前)    内張り剥がす」で検索しましょう。

大体は、縁のゴム(ウェザーストリップ)を外して、Aピラーのカバーを外すようになっています。

ここで、Aピラーのカバーのピンの位置を確認しましょう。バキバキに割れてしまうとやる気が無くなりますので。


実際に剥がす時も、間に指や内張り剥がしを差し込んで、ピンの位置を感覚で確かめながら慎重に行いましょう。


カーテンエアバッグが装備された車両の場合は、ラジオペンチでピンを90度回したりするなど手間が掛かります。


詳しくは各車両ごとに確認してください。


Aピラーが外せたら、次は天井です。天井は剥がすまでもありません。ドラレコの取り付け位置にもよりますが、サンバイザーとルームミラーを外しましょう。ピンや+ネジ等で留められてあります。


配線には10cm間隔でビニールテープ(クッションテープだと本格的)を巻き、天井の縁に押し込みましょう。


ドラレコ本体の取り付け位置を慎重に検討し、両面テープを貼る前に面をパークリかシリコンオフで脱脂・洗浄しましょう。

一応Aピラーの純正配線にケーブルを這わせて、結束バンドで留め、Aピラーを元通りにします。軽トラの場合はピラーカバーが無い(ハイゼットは有ったような...)のでピラーの中へ配線通しで通すとキレイです。めちゃくちゃ大変ですが。

グローブボックスを外し、ヒューズボックスを探します。必要に応じてハンドル下のトリムも剥がしてみましょう。


電源取り出しソケットをACC電源のヒューズを外して接続。ソケットにDCアダプターを差し込んでリングを適度に締めます。


アース端子は近くのネジに共締めしてもいいですし、鉄板に穴が有れば、ボルトナットで留めても良いです。


その場合は、回り止めの付いたボルトを選ぶと、スタビーラチェット一本で締められます。狭い場所で締め付けを行うので、これはオススメです。


余ったケーブルを束ねて何処かに固定し、内張りを戻して完成です。